21か国では販売されているサティベックス!個人輸入はできない
危険なもの・その可能性の高いものは徹底排除される日本、他国以上に厳しい法律で我々の安全は守られているのです。
それゆえ、海外だと普通に出回っていて一般市民も購入することが出来るのに、日本では承認されてさえいないというものは結構あります。
個人輸入で薬など探しているとそのことに気づかされるでしょう。
CBD関連のものも同じ、インターネットを通じて情報収集しているとよく出てくる「サティベックス」、日本にはありません。
何しろTHCとCBDが1対1で含まれている製品だからです。
THCと言えばヘンプ特有の精神作用をもたらす危険なもの、もちろん日本では使用はもちろん所持・譲渡さえも禁止されています。
イギリス拠点の製薬会社・GWファーマシューティカルズ社が開発製造するこの製品、世界では30か国もが医学的目的で使用することを承認されています。
そのうちの21か国は普通に販売もされています。
多発性硬化症などの治療に優れた効果をもたらし、最近はがん治療にも有効であるとFDAからの承認を待っている状況です。
スプレータイプのこの製品、口腔内に噴射し口の中の壁から血流へと吸収されていくのです。
食事同様に呑み込んでといったやり方だと消化器官を通って血流にといった工程となりどうしても時間がかかってしまいます。
一方、このやり方ならば即座に効果が得られるというわけです。
THCが入っていることで妄想症・気分の変化・不安といった副作用を感じた例はありました。
ですがほんの一部、それに軽度の症状しか出ていません。
半分の量しか入っておらず、同時にCBDが中毒症状の緩和や集中力アップといった効果を発揮しているゆえにでしょう。
摂取を辞めればすぐにも副作用の症状もおさまったので、THC配合といっても危険視する必要は無さそうです。
筋肉けいれん・睡眠障害などを含み、様々な症状に悩む患者さんたちを救ってきているわけです。
日本で承認されていないサティベックス、ですがアメリカにおける開発・販売権を有するのはあの大塚製薬です。
日本の有名製薬会社が関わっていながら肝心の日本で入手できない、まだCBDがヘンプ由来と聞いて躊躇するものの数は多く世界との温度差は大きいです。
国内で認められていない製品がすべて悪と決めつけるわけにはいかないよう、良いものもあるのです。
でも一方で悪質な製品も多数出回っており、その危険性から回避できるのも日本の法律があるがゆえで難しい問題です。