CBD(電子タバコ)の害・違法売買のビタミンEアセテートに注意!
CBD自体には危険性はないが、違法で売買されている製品に含まれる「ビタミンEアセテート」に注意!
今話題となっているCBD、グミやオイルといった形状のものもありますが同じく話題の電子タバコからCBDリキッドの存在を知って、利用するようになったという方も多いはずです。
自身はもちろん周囲の方も副流煙で健康被害を与えるタバコ、そのデメリットが多数報じられる中で今や吸うことが出来る場所は減少しお値段も高くなりました。
それに代わって出てきた電子タバコは形状としては似ているけれども何しろ出てくる煙は水蒸気、安全性が高く普通のタバコなんかよりも全然いいと人気です。
CBDもまた、ヘンプ由来ですが麻薬とは別のもの・健康や美容に良い効果を与えてくれるとその効果効能が広まってきていたのです。
そんな矢先になんと、アメリカの公衆衛生局を通じて電子タバコを使用したことで肺疾患により死亡したという事例が発表されてしまったのです。
本当に電子タバコは大丈夫なのか、CBDだって実は危険なものなのではと不安になっている方も多いはず、このニュースの真相について探っていくことにします。
全米での電子タバコによる呼吸器系疾患の患者はなんと2000件以上となり、しかもその中で39人もの方が亡くなりました。
当初は患者たちの中に電子タバコ使用者という以外の共通点は見つからず、電子タバコの全面使用禁止まで言い渡されようとしていたのです。
しかしそんな中で見つかったのが「ビタミンEアセテート」という成分、これこそが元凶だったわけです。
ビタミンEアセテート、簡単にいうと「人工の合成ビタミンE」です。
保湿効果が高まる・お肌に浸透しやすいという特徴ゆえに、化粧品・医薬品の分野ではお馴染みです。
ただこれを吸引した場合、肺には有害な影響が及ぼされるのです。
そんな危険な成分がなぜ使われていたのか、このビタミンEアセテートはTHCの希釈に用いられていたそうです。
THC、ヘンプの幻覚や幻聴といった症状を引き起こす危険な成分で日本では違法とされています。
THCが入っているような粗悪な製品を使用した結果、健康効果が得られるどころか呼吸器系に健康被害がもたらされ命を落とした方もいるというのです。
CBDを購入する際、様々なサイトで口酸っぱく言われているのが「THC入りの粗悪な製品を選ぶな」ということです。
禁止されればそれだけ試してみたいという気持ちが高まる方もいるでしょう。
ハイになるという感覚を一度ぐらい体感してみたい・ちょこっと入っているくらいなら依存症になることもなく安心だろう、と思われているかもしれませんが悪質な製品の危険性がよりしっかりと分かったはずです。
税関で厳しくチェックされているにも関わらず、国内で売られるCBD製品の中にもTHCが検出されたことはあります。
消費者たちは自身の身体を守るためにも、賢く製品を選ばなければならないというわけです。